漢方では頭の髪の毛のことを、
 
「血余(けつよ)」と呼ぶのですが、
 
これは、文字通り、「余った血」という意味。
 
逆に血が足りなくなると、
 
抜け毛や白髪といった悩みが生まれる、と考えられています。
 
このため、髪を伸ばしたり、増やすためには、
 
血液のめぐりがよくなることが大切とされているんです。
 
この考えは、西洋医学のアプローチにも共通する部分です。
 
頭皮の血行を良くして、髪の根元に栄養分をどけることで、
 
髪がしっかり育ち、抜けにくくなるという理解は、
 
世の東西を問わず、同じなんですね。
 
そこで今回は、髪を伸ばすツボについてご紹介します。
 
このツボを押さえることで、
 
頭皮に栄養がいきわたる効果が期待できますよ!

髪を伸ばすツボを知りたい!

1 百会(ひゃくえ)

頭頂部にあるツボで、万能のツボとも呼ばれます。
 
まず、両方の人差し指で、
 
左右の耳の穴から側頭部をなぞって頭頂部まで登り、
 
右指で押さえたまま、
 
左指で、眉間から頭頂部に上り、ちょうど重なる点と覚えましょう。
 

2 井穴(せいけつ)

 
両手両足の爪の付け根にあるツボですが、
 
押しやすいように図式化しました。
 
人差し指と親指で、反対側の手の指をもんでいきます。
 
爪の付け根から約2mm下を、爪は立てずに、指の腹で揉みます。
 
両足の指も同様に、爪の付け根から約2㎜下をもみます。
 
このときは、右手で右足、左手で左足をもむとよいでしょう。
 

2つのツボは、どんな効果があるの?

実は、この二つのツボは、
 
どちらも自律神経に作用するものです。
 
自律神経は、全身の内臓や血管を制御する神経ですが、
 
ツボを押すことで、交感神経の働きを緩め、
 
副交感神経が優勢になるよう促します。
 
副交感神経は、からだをリラックスさせるので、
 
緊張して収縮した血管をゆるめ、血行が促進されることで、
 
抜け毛や薄毛に効果があるといわれています。
 
つまり、髪が伸びることが期待できるんです!
 

オフィスでそっと育毛マッサージができちゃう

肩こりや冷えで悩みながら、パソコンに向かっているあなたには、
 
井穴のツボ押しはとてもおすすめです。
 
目ざとい同僚にも気づかれにくい(!)上に、
 
髪はもちろん、美しい爪を育てるのに効果があるツボなんです。
 
髪も爪も、体の末端にある組織なので、
 
どちらも、体の中で栄養が最後に行き渡るグループ。
 
血行を良くして、からだの端からきれいになりましょう。
 
 

頭皮マッサージと併用してもいいの?

髪を伸ばしたり、増やしたりしたくて、
 
すでに頭皮マッサージを始めているあなたは、
 
ぜひ、百会のツボ押しも試してみましょう。
 
息を吐きながら行うと、力が抜けて、よりリラックスできます。
 
両手の中指の腹で、からだの中心に向かって押して行きますが、
 
痛すぎる強さはNG。
 
無理はせず、あくまでも、気持ちいいと感じられる強さで、
 
10回~20回おこないましょう。
 
 
髪を伸ばすツボは、実は自律神経に作用するツボでした。
 
抜け毛で悩む人は、まじめな性格で、根を詰めて仕事をし、
 
肩こりや冷えでも悩んでいることが多いといいます。
 
からだの緊張を解いて、血流をよくすることで、
 
髪を伸ばすことや抜け毛への効果が期待できます。
 
また、ツボ押しと頭皮マッサージを同時に行うなら、
 
育毛剤を味方に付けるのも大切なんですね。

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