髪の毛の伸びる速さは人それぞれなので、
 
早い人も遅い人もいます。
 
日本人女性の場合、1か月に約1cm伸びると言われていますが、
 
1か月に0.8cm伸びる人と1.2cm伸びる人では、
 
10か月後、8cmと12cmと随分差が出るんです。
 
ただ、この速度の違いは、
 
生活環境からくる体質の違いであることが多いそうです。
 
では、物理的に引っ張ることで、
 
髪を早く伸ばすことはできるのでしょうか?

髪を早く伸ばす方法は、引っ張ること?!

髪が伸びる仕組みとは

まず、髪が生えている仕組みは次の図のとおりです。
 
確かに、髪として触れる部分から、毛根の奥まで距離があるので、
 
この部分を引っ張ることで、髪が早く伸びるのでは?と思えますよね。
 
でも、実は逆効果で、髪が抜けやすくなる危険性の方が大きいんです。
 
髪は頭皮を流れる毛細血管から栄養をもらって伸びていきますが、
 
毛細血管と髪の接点は、毛根だけ。
 
伸ばすように引っ張る=抜けるように引っ張ることなので、
 
毛細血管からの栄養摂取を邪魔してしまうのです。
 
このため、髪が伸びるどころか、
 
髪が細くなったり、抜けたりする恐れの方が大きくなってしまいます。
 

髪が伸びるために必要な3つの要素とは

髪を伸ばすためには、外からの引っ張るアプローチよりも、
 
内からの生み出すアプローチが現実的です。
 
そのために気を付けたいのは、3つ。
 
・ バランスの取れた食生活
 
・ 頭皮環境を整えること
 
・ 良質な睡眠
 
一つ一つ見ていきましょう。
 

バランスの取れた食生活

やせたいから…と食べないダイエットは、髪の敵。
 
糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルなど、
 
バランスよく栄養素を摂ることが大切です。
 
特に、髪の毛はタンパク質(アミノ酸)からできているため、
 
動物性または植物性のたんぱく質を
 
食事から取り入れることが不可欠なんです。
 
 
 
また、その時に意識したいのは、栄養素同士の組み合わせ。
 
たんぱく質を肉や魚、鶏卵のほか、チーズや大豆で摂るのと同時に、
 
ビタミンB、特にB6を摂ることができれば、
 
体内でたんぱく質のアミノ酸化が効率的に進みます。
 
ビタミンB6は、レバーのほか、サケやサバなどの魚類、
 
ナッツ類やバナナに多く含まれています。

頭皮環境を整える

頭皮が脂っぽくてべたべた、あるいは、フケが多く出てカサカサ、
 
かゆみや湿疹に悩んでいる、という症状は、
 
頭皮の環境が乱れているサインです。
 
頭皮の調子が悪いと、体は先にそれを治そうとして、
 
髪を伸ばすために使われるべき栄養を、
 
不調部分の治癒のために使ってしまうのです。
 
 
 
洗浄力の強すぎるシャンプーや、熱すぎるシャワーは
 
頭皮のうるおいを奪い、紫外線やひっかき傷など、
 
外部からの刺激に弱くしてしまいます。
 
これは、食器洗いで乾燥した手が、うるおいを欲するのと同じメカニズム。
 
今使っているシャンプーで、上記のような症状が出ているなら、
 
適度なうるおいを残して洗えるアミノ酸シャンプーへの
 
切り替えがおすすめです。

一番手軽?!睡眠の効果とは

睡眠不足のお肌にどんな高機能クリームを塗っても、
 
ちっとも効いた感じがしない…という経験はありませんか?
 
髪も同じで、睡眠こそが自分で作ることのできる最高の美容術なんです。
 
一晩のうち、最初の深い睡眠で、成長ホルモンが分泌されるといわれています。
 
細胞を修復し、新陳代謝を促し、疲労回復までしてくれるというのですから
 
まるで魔法ですよね。
 
ただ、眠りが浅いと、成長ホルモンは分泌されにくため、
 
一日の疲れとストレスをお風呂で流して、
 
ゆったりとした気分でベッドに入るのがおすすめです。

まとめ

髪を早く伸ばすためには、引っ張る方法は逆効果で、
 
反対に髪を弱らせてしまうことがわかりました。
 
そして、今回感じたのは、髪を伸ばすための内的アプローチは、
 
薄毛対策にも使えるということです。
 
特に、忙しいとついついしわ寄せがきてしまうのが睡眠ですが、
 
無料で使える美容液に等しい、一番手軽なのも睡眠なんですよね。
 
髪の毛を伸ばしたい、または抜け毛で悩んでいるというあなたは、
 
今日からスマホは夜はお休みにして、
 
ゆっくり眠ることから始めてみませんか?

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